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【効果絶大】デスクをスッキリさせるだけの人材育成法|整理整とんの秘訣

「もっと仕事ができるビジネスマンになりたい」

「部下の能力をもっと高めたい」

「職場の業務効率を上げて、生産性を高めたい」

ビジネスパーソンであれば、みんな思っていることだと思います。

やり方は人それぞれで無限にあり、正解はありません。

私も20年以上、試行錯誤してきました。

そして導いたひとつの答え、実践的で確実に成果が出る方法は「デスクをスッキリさせる」ことでした。

仕事ができる人はデスクがスッキリ?

あなたの職場のデスクの上ってどんな感じですか?」

事務仕事であれば、パソコン、書類などが置いてますね。お菓子や飲み物を置いている人もいますよね。

そこでちょっとあなたに確認してもらいたいことがあります。

「デスクがスッキリしている人って、仕事できる人だと思いませんか?」

私のまわりでは、この法則がおもしろいほど当てはまるんです。

仕事ができる人 = デスクがスッキリ

当たり前と言えば、当たり前の話ですね。

ではこの法則をひっくり返してみましょう。

デスクがスッキリ = 仕事ができる人

つまり、

デスクをスッキリさせれば、仕事ができる人間になる??

管理職であれば、仕事ができる人材を育成するのは使命です。

でも人材育成は時間がかかります。

部下もいろんなタイプがいますので、人それぞれに育成方法は違ってきます。

人材育成は簡単じゃないですね。

でも、

強制的にデスクをスッキリさせる

たったこれだけで、人財育成の大きな一助となるのです。

デスクスッキリのスーパー上司

管理職になる前、私のデスクは常に書類で山積みでした。

デスクに置ききれない書類は、段ボールに入れて脚元においてました。

その頃の私は、書類の山に埋もれることに、快感すら覚えていました。

「ああ、俺って仕事してる~企業戦士だ~」

なんて感じてました。

その頃の私の上司は、とんでもなく仕事ができるすごい上司でした。

当時の私の会社には、20代の若手を選抜して役員候補に育成するプロジェクトがあり、私の上司はそのプロジェクトに選抜された、わが社のエースでした。(そのプロジェクトは後に無くなりましたが・・・)

この上司のリーダーシップ、記憶力、決断力など、ビジネスパーソンに必要な能力は圧倒的でした。

そして私より少し上の先輩でもあり、入社したころから公私ともにかわいがってもらっていました。

当時の私は、日々感服するばかりで、とても真似などできない、近くて遠い存在でした。

そんなある日、ふと気づきました。

「この人、いつもデスクにパソコン以外なにもない・・・」

その頃の私は、デスクがスッキリしている、ということの意味をまったく理解できませんでした。

ただ、

「デスクに何もないって、なんかカッコいいな」

と思いました。

カッコいい憧れの先輩 = デスクスッキリ
= それカッコいい!

と考え、単純にマネしてみたのです。

書類の山を撤去する!

手始めに、デスクで山になっている書類をすべてチェックしてみました。

山積みになっていた書類のほとんどは、

・自分のパソコンに入っている情報をプリントアウトしたもの
・社内会議で配られた資料
・取引先からもらった資料

でした。

すべて捨ててみました。

ただ、

会社のルールで保管しなければならない重要書類の”原紙”と、ハンコが押されている”原紙”だけは手元に残しました。

それだけで、高さ30センチ程度の書類は、1センチにまで減りました。

1センチ程度であれば、引き出しに十分入ります。

結果、デスクはパソコンだけになったのです。

書類を大量に捨ててしまったわけです。

でも後になって困ることはありませんでした。

捨てた書類は、自分のパソコンの中、あるいは誰かのパソコンの中に入っています。(当時は共有サーバーやクラウドといったものはありませんでした)

必要となれば、いつでも手に入ります。

当時の私は、紙の書類が大好きでした。紙の方が、読みやすいし、いろいろ書き込めたりします。

でもこれは慣れだけの話でした。

最初は不便に感じていましたが、パソコン画面で資料を見て、頭に情報を叩き込むことには慣れてくるものです。

それよりも、デスクがスッキリする爽快感と、カッコよさ!

そもそも山積みにしていた書類のほとんどは、必要ないものだったのです。

当時の私は、デスクがスッキリしてカッコいい!と自己満足していた程度でしたが、後に管理職になってこれを職場で実践したときに、その真の効果を実感することになったのです。

部下の書類を強制撤去!

管理職となった私は、部下に対しても、口うるさくデスクの整理整頓を指示しています。

強制的に書類を捨てさせています。

自分で捨てられない部下がいると、”一緒”に書類一枚一枚を確認します。

「なんでこんな紙持ってるの?」

「これは捨てよう」

「これは残したほうがいいね」

そんな感じで”一緒”に選びます。

とはいえ担当者は雑務も多く、管理職に比べると捨てられない書類もたくさんあります。

だから私の職場では、厚さ5センチまでは認めてます。デスクの引き出しに入るギリギリのサイズです。

仕事中は机の上に置いてもよいですが、条件を設定しています。

書類はデスク上の1か所にまとめておくことと、帰宅時はすべて引き出しに入れてから帰ることです。

机の上に書類を放置して帰宅してしまったら、翌日の朝礼で私の説教を食らうことになります。

担当業務上、どうしても書類がどうしても5センチを超える人は、ファイルにして職場の共有キャビネットに保管します。

これを繰り返し徹底した結果、私の職場は他の職場と比べて、あきらかにデスクがスッキリしてガランとした感じです。

離席していると、出勤しているのかどうかわからないほどです。

強制撤去から始まる好循環

無理やり書類を撤去された部下は、ガランとしたデスクに最初は困惑します。

でもそれは最初だけです。

スッキリしたデスクに不快感を覚える人は少ないでしょう。

まずデスクを眺めて気分爽快になります。これを維持したい、という気持ちが芽生えます。

すぐに芽生えなくても、日ごろから私が口うるさく注意するので、維持せざるを得ません。

書類を置くことは、仕事を置くことです。

仕事や情報を後回しにして、”仮置き”しているだけなのです。

だから書類を置かないために、目の前の仕事をさっさと片付けるようになります

必要な情報はパソコンの中、あるいは共有キャビネットに整理されて保管されています。

だから必要な書類や情報を探す時間が速くなります。

仕事を片付けるスピードもいつの間にか速くなっていきます。

そして一仕事終えたら、達成感を感じて気分爽快になります。机の上には何も残りません。

その繰り返しです。

仕事をまわしていくスピードはどんどんアップし、知識や経験の習得、アウトプットが加速度的に増していきます

必要なこと、不必要なことを瞬時に判断する能力が向上します

当然、残業時間も減り、早く帰れるようになり、心も生活も豊かになっていく

そんなビジネスパーソンになれたら、間違いなく収入も人もついてきます

この好循環が芽生えたら、あとは放っておいても部下は優秀なビジネスパーソンに成長していくでしょう。

まとめ

私の場合は、単に「カッコいい!」と思って書類の山を撤去しました。

そこから私自身に好循環が生まれ、仕事を効率的にこなしていくテクニックが、いつの間にか身に着きました。

結果として、管理職に出世することができ、収入も増えました。

毎日定時退社で、成果もちゃんと出せて、社内外に多くの友人を持ち、幸せな会社人生を過ごしています。

人によっては、スッキリデスクにカッコよさを感じないかもしれません。

だから部下に対しては、とにかく強制的に書類を撤去させて、仕事を効率的にこなす好循環を作ります。

本当に強引に撤去します。

泣こうがわめこうが撤去

です。

もしあなた自身が書類の山に埋もれているのなら、明日、いや、今すぐに、書類を捨ててください。

騙されたと思って、とにかく実行してみてください。

大事な書類を捨ててしまったとしても・・・叱られて、謝れば済むことがほとんどです。会社では命までは取られません。

目の前の手が届くところからコントロールしてください。させてください。

大事を成し得るには小事からなのです。

私は断言します。

デスクをスッキリさせれば、仕事ができる人間になるのです!

青葉

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青葉