「仕事を自分事化しろ」と言われても・・・|まずは「いい仕事とは?」を考えよう【青葉の働き方】

「仕事を自分事(ごと)化しましょう」
それはとても大切なことですが、いくら上から指示されても簡単に出来ることではありません。自分事化するためには、自分の仕事が社会に貢献していることを自覚し、自分の仕事を趣味や関心事に関連づけることが必要です。部下にその気づきを与えるために、管理職は日頃から部下に問いかけをしなければなりません。
「あなたの仕事を家族に胸を張って説明できますか?」「あなたの趣味や関心事は何ですか?」

仕事の自分事(ごと)化とは?

「仕事を自分事(ごと)化しましょう!」

うちの会社でも最近よく耳にするようなりました。

あなたも上司から言われたりしませんか?

「自分事化」とは「当事者意識を持つ」という意味です。

「当事者意識」という言葉はちょっと堅苦しくて説教臭い感じもしますね。

青葉

「自分事化」という言葉の方が「自分事化」できそうな気がします笑

仕事を自分事化する、当事者意識を持つとは、こんなイメージです。

・言い訳をせずに責任持って仕事をする
・最後までやり遂げる意識を持つ
・失敗を恐れずに挑戦する

上げればキリがないし、説教臭くなるのでこの辺にしておきます。

もうあなたは「自分事化」の意味を十分理解できていると思います。

青葉

私のブログはお勉強ブログではありません!
あなたに知識ではなく「胆識」を提供します

この「仕事を自分事化しましょう!」という言葉。

「自分事化」の意味をあらためて考えてみると、あなたはどのように感じますか?

私の率直な感想。

青葉

何を今さら・・・
言い方を変えただけじゃん・・・

「自分事化しろ」と言われても・・・

私の会社では毎年社員意識調査を実施しています。

そこでいつも点数が最低なのは「経営者と社員のコミュニケーション」です。もう毎年これ。

こりゃアカン、ということで、最近になって「担当役員と中間管理職の直接対話」の場が定期的に設けられるようになりました。

うちは世界中に数万人の従業員がいますので、まずは役員と中間管理職がしっかりコミュニケーションをして、全社員の風通しをよくしましょう、ということです。これは間違っていません。正しいと思います。

青葉

何かあると「中間管理職がダメだから」という理由に落ち着くのがわが社の社風です
否定はしませんがね笑

さて問題は対話の中身です。

うちの担当役員はいつも言うのです。

企業

まずは管理職が仕事を自分事化するように
そして部下にも自分事化させなさい

最近うちの社長が「自分事化」という言葉をよく使っているので、担当役員もこんな感じです。

参加しているメンバーは全員管理職です。こんなものは釈迦に説法と言うものです。

対話と言いつつ、延々と担当役員の説法を一方的に拝聴するのが習わしとなっています。

この対話の場が終わった後は、いつも管理職同士で苦笑いです。

青葉

これじゃ社員意識調査の結果は変わらない

この残念な状況は、管理職と部下の関係でも同じことが言えます。

上司3

みんな!仕事を自分事化するんだよ!

部下3

(そりゃあなたは出世して高い給料もらってるんだから自分事化できるよね)

部下女1

(それができないから悩んでるんだけど)

つまり「仕事を自分事化しなさい」という日本語はそもそも間違っているのです。

青葉

言ってる人が気持ちいいだけ

仕事を自分事化するには?

自分自身、そして部下が仕事を自分事化できれば、こんなすばらしいことはありません。

自分事化に関する情報はネットにもたくさんあります。(ほとんどの情報は、自分事化の重要性を語っただけのものですが・・・)

自分事化するための手法について書かれた情報も一部ありましたが、概ね「仕事の目的をきちんと伝える」「コミュニケーションをよくする」といった内容に見受けられました。

青葉

どの情報も私には刺さりませんでした・・・

ここでは、私自身が「仕事の自分事化」をどうやって実践しているか、それを部下にどうやって伝えているか、を具体的ににお話します。

青葉

あくまで自己流ですよ!
正しいかどうかはさておき笑

「いい仕事」って何ですか?

あなたにちょっと聞いてみます。

青葉

「いい仕事」ってどんな仕事ですか?

かなり漠然とした質問ですね。

給料の高い仕事、やりがいのある仕事、楽な仕事、人の役に立つ仕事・・・などなど、その定義は様々だと思います。

私はこのように定義しています。

いい仕事
= 家族に胸を張って話せる仕事

部下にも抜き打ちでたまに問いかけます。

OL7

この資料を確認してもらえませんか?

青葉

うん、いいよ!
ところでこの仕事を家族にどう説明する?

頭おかしい上司みたいですよね笑

でも私の職場ではこれが当たり前の光景なのです。

部下女5

そうですねぇ・・・
この情報はチームの役に立つ情報ですね

部下女5

これでみんなが同じ目標に向かって仕事できます

部下女3

だからみんなに喜ばれる!
これで家族に説明できますね笑

青葉

うーん・・・まいっか笑 合格!

まあほとんどの場合はこの程度の答えしか得られませんが、これでいいのです。

会社での仕事の大半は、目的もよくわからず右から左に流すだけの仕事です。そんな仕事ひとつひとつに向き合い、その目的を自分で考えることを私は指導しているのです。

いい仕事
= 家族に胸を張って話せる仕事

そして

家族に胸を張って話せる仕事
= お客様や社会に貢献している仕事

なのです。

こんなケースもあります。

部下女5

うーん・・・
どう考えてもこれって家族に説明がしづらいですね・・・

青葉

じゃやめちゃうか、その仕事

重要だと思われている仕事でも、家族に説明ができない仕事は「いい仕事」ではない、と私は考えています。

青葉

こういう仕事は見直す必要がありますね

この私の問いかけによって、ほとんどの部下は自らの仕事を自分事化できます。

放っておいても勝手に自分事化するようになります。

家族に説明できるのか?

という問いかけは、

お客様や社会に貢献できているのか?

という問いかけを意味しているからです。

社会に貢献している仕事であれば、子供たちにも胸を張って話してあげることができますよね。

目先のお金を求めるようないやらしい仕事でも、何の意味のなさそうな単純作業でも、お客様や社会に貢献できているのであればそれは「いい仕事」なのです。家族にちゃんと説明することができるのです。

そこを理解しているかしていないかで、その仕事に取り組む熱意は大きく変わります。

それが「自分事化」です。

あなたの趣味は何ですか?

私はもっとクレイジーな質問をすることがあります。

青葉

君はゴルフ好きだよね?

部下8

え?はい、大好きですよ!

青葉

じゃあこの仕事をすればするほど、ゴルフが上達する方法って無いかな?

部下5

はぁ!?

さすがにゴルフと仕事の接点はあまりないかもしれませんね。昔、接待ゴルフが当たり前だった時代ならいざ知らず笑

例えば私の場合。

趣味のひとつは「ブログ記事の執筆」です。そして今一番の関心事は「SDGs」。

仕事をすればするほどブログ記事のネタが生まれ、働き方のコツを記事に書けば書くだけ、自分の仕事に対する理解が深まり、実際の仕事で役に立っています。

中小企業の育成や支援という仕事をしているので、SDGsの取り組みは本業にもプラス効果があります。

それもまたブログ記事のネタになります笑

このように私は自分の仕事をほぼ「自分事化」できています。

平日であろうと休日であろうと、仕事も趣味も関係なく考え、行動しています。

ワークとライフの間にある壁が薄いのです。

青葉

最大の壁は毎日通勤するのがめんどくさいという距離の壁です笑

このように、自分の趣味や関心があることと、仕事を紐付けることも自分事化には有効です。

考えてみれば当たり前のことですね。

でも、それを部下に問いかけている管理職がどれほどいるでしょうか?

管理職は子育てする母親が如く

自分事化するというのは、嫌いな食べ物をおいしく食べる工夫であるとも言えます。

管理職の役割は、野菜が嫌いな子供に、なんとか野菜を食べさせようと苦心する母親と同じなのです。

無責任に「仕事を自分事化しろ!」と押し付けて、食べられない仕事を無理やり口に突っ込むようなやり方はダメです。

子供なら泣いちゃいます。飲み込めたとしても、後でお腹を壊します。

おいしく食べられる調理法や調味料を自分で発見できるように仕向ける。

それこそが管理職の役割ではないでしょうか?

青葉

マヨラーの私にとっては、ブログやSDGsはマヨネーズなのです

この例え話を、担当役員にしてみたことがあります。

一刀両断されました笑

企業

はぁ?何でもそのまま飲み込むのが管理職だろうが!
いつもマヨネーズがあると思うな!

青葉

(あなたのお子さん、今も野菜嫌いでしょ)

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