ワークライフバランスを勘違いする人が多すぎる!|ワーク”ワーク”バランスのすすめ【青葉の働き方】

ワークライフバランス。

この言葉を知らないビジネスパーソンはいないと思います。

では、あなたにお聞きします。

 

「ワークライフバランスとはどういう意味ですか?」

 

「仕事とプライベートにけじめをつけてバランスを取ること!」

もしあなたがそう答えるのなら、ぜひこの記事を読んでみてください。

ワークライフバランスを正しく理解することで、きっとあなたの人生は幸せに向かって歩み始めるでしょう。

 

■誤解されるワークライフバランス

私のまわりでも以外に多かった答えが、

仕事とプライベートにけじめをつけてバランスを取ること

でした。

どうやらワークライフバランスのバランスという言葉がひっかけになっているようです。
バランスという言葉からは、仕事とプライベートを天秤にかけているような印象を受けますね。
ひどい場合は、仕事よりもプライベートを大切にしましょう、といった誤解もあるかもしれません。

ワークライフバランスの本当の意味は、

仕事と生活の調和

なんです。

仕事とプライベートを天秤にかけることではありません。

仕事とプライベートを調和させることによって、どちらも両立し充実させる、ということです。

 

 

そして、ワークライフバランスは、流行り言葉などではありません。

国民の仕事とプライベートを充実させることによって、日本の国力を活性化するための、日本政府の政策なのです。

仕事と生活の調和が実現した社会とは、「国民一人ひとりがやりがいや充実感を感じながら働き、仕事上の責任を果たすとともに、家庭や地域生活などにおいても、子育て期、中高年期といった人生の各段階に応じて多様な生き方が選択・実現できる社会」である。

引用:内閣府 仕事と生活の調和推進サイト

働くすべての方々が、「仕事」と育児や介護、趣味や学習、休養、地域活動といった「仕事以外の生活」との調和をとり、その両方を充実させる働き方・生き方のことです。
引用:政府広報オンライン

 

■企業におけるワークライフバランス

企業におけるワークライフバランス実現に向けた代表的な取り組みとしては、

育児・介護休暇制度
フレックス勤務制度
時短勤務制度
在宅勤務制度
有給休暇取得促進
定時退社促進
副業推進

があげられます。

最近は多くの企業がこれらの取り組みを制度化しています。

私の会社も副業推進以外はどれも制度化されており、全社をあげて取り組んでいます。
社内に保育所もありますし、従業員の働きやすさについては、日本屈指の企業です。
私の職場の女性社員も、子育てをしながらバリバリ働いて、高い業績をあげています。
そんな環境だからか、職場結婚率もきわめて高いです。
まさにワークライフバランスのお手本のような企業です。

とはいえ、このような素晴らしい制度を、生かすも殺すも管理職次第という現実もあります。

 

■管理職がワークライフバランスをぶっ壊す

みなさんの会社にもこんな管理職がいませんか?

昭和世代のモーレツ気質の管理職(プライベートより仕事が大事!)
仕事は金のためと割り切っている社畜管理職(仕事よりプライベートが大事!)

この手の、仕事とプライベートを天秤にかけるタイプは厄介な存在です。

会社の制度だから、と表向きは服従していますが、心の中では制度の利用を苦々しく思っています。
文句があるなら心の中だけにしとけばよいのですが、そうはいきません。
言葉の節々にでてきます。

「君の休み中に何かあったらどうするの?」
「帰るの?これ今日納期なんだけど」

それをなんとか考えて対応するのが管理職の仕事なのですが、つい口に出てしまうものです。
そんな軽はずみな管理職の言葉が、職場の空気となり、制度を使う人にも気まずい思いをさせてしまいます。

ここまで読んでくれたあなたに申し訳ありませんが、私はこのような管理職につける薬を知りません。

ただ、私の会社では、このような管理職は自然淘汰されていきます。
日本屈指のワークライフバランス実践企業ですから、こういう考え方の管理職は逆に目立ってきます。
なにより、このような管理職は仕事の成果も出ませんし、社員アンケートでもしっかり結果が出ます。

そうなると上も放置しておきません。

私の職場にもその手の管理職はいますが、遅かれ早かれ、部下を持たない職場に飛ばされてます。
ひたすら情報収集してレポートをまとめる仕事や、部門間の調整をしたりする仕事です。
みんな担当者としては能力もあり、成果も出していたから管理職になったわけで、部下さえ持たせなければちゃんと成果を出せるのです。

とはいえ、管理職であれば、やはり部下を使って大きな成果をあげることが会社の期待値です。

 

■ワーク ”ワーク” バランスのすすめ

私は

ワーク ”ワーク” バランス

を大切にして、チームをマネジメントしています。

仕事人間を推奨しているような言葉ですが、私の場合はそういう意味ではありません。

会社員に与えられる仕事は、ほとんどが上からの指示であったりします。
それがすべて、という人もいると思います。
特に現場でものづくりをしている作業者の方は、すべて上からの作業指示です。

お金のためと割り切って対応してよい仕事

と言い切ってよいかもしれません。

でもすべての仕事が指示であったとしても、その中にはあなた自身にとって意味のある仕事も含まれているはずです。

あなたの成長や充実した人生につながる仕事

私は部下に対して、その2つの仕事の間に、意図的に線を引いてあげるようにしています。

「この仕事は、上の指示なんだけど、あまり意味はないと思うから、適当でもいいよ」
「この仕事は、こういう理由で、君自身の成長につながる仕事だから、気合いれてやってみて」

仕事を指示するときは、すべての仕事に対して、丁寧に説明することを心がけています。

私の部下はみんなまじめなんで、上司の指示だとなんでも一生懸命やってくれます。
でも、すべての仕事に全力投球していては、いずれ疲れ果て、仕事とプライベートに線を引いてしまいます。
そうなると、仕事とプライベートが対立関係となり、調和などできなくなります。

つまり、部下の人生にとって、すべての仕事はマイナスの存在になってしまうのです。
単にお金を得るための手段になってしまうのです。

だから意図的に手抜きをさせています。

そのかわり、絶対に手抜きをすべきじゃないところは、ちゃんと理由を添えて教えてあげます。

最近の若者がワークライフバランスを語るときって、仕事から逃げようとしているのが見え見えだったりします。
私は、逃げていいところは逃がしてあげるし、逃げちゃだめなところは絶対に逃がしません!
それが部下のためになることを知っているからです。

仕事をひとつの手段として、部下の人生をより良きものにしたいのです。

仕事、とひとくくりにして、プライベートと調和することは難しいです。

まずは仕事の中から、人生を充実させるための意味ある仕事を、上司が気づかせてあげる。
そのような仕事であれば、プライベートとの調和、すなわち真のワークライフバランスが実現可能なのです。

あなたも、仕事とプライベートに線を引かず、まずは仕事と仕事に線を引いてみてください。

より良き人生のヒントが見えてくるかもしれません。